「AI面接は何分ぐらいかかるのか」「導入すると工数はどれだけ削減できるのか」とお考えの採用担当者も多いのではないでしょうか。

AI面接は一般的に15〜40分程度で、採用区分によって適切な時間設定は異なります。本記事ではAI面接の所要時間や質問内容、導入による工数削減効果、さらに候補者が抱える懸念と解消法まで解説します。AI面接ツール導入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

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AI面接の所要時間は何分ぐらいか

AI面接の所要時間は15〜40分程度です。時間は採用区分や受験者の回答内容によって変わります。アルバイトなら10~15分、新卒採用や中途は30~40分前後です。

AI面接の所要時間は、利用するサービスによっては調整できる可能性もあります。以下に、選考段階別の所要時間の目安と特徴をまとめました。

採用区分所要時間の目安特徴
新卒・中途30~40分前後候補者側の負担と得られる情報量の兼ね合いが良い
アルバイト10~15分途中離脱を防ぎやすい

なお、AI面接では受験者の回答を深掘りし、採用に必要な情報を引き出すことを重視するため、回答内容によって時間は変動します。

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AI面接の質問内容

AI面接の主な質問内容は、自己紹介や志望動機、自己PR、ガクチカなどです。各質問を通じて、候補者の思考プロセス・コミュニケーション力・価値観を多角的に評価できます。本章では、新卒採用・中途採用を例にした質問の構成をご紹介します。

AI面接の主な質問内容と所要時間

自己紹介

AI面接での自己紹介の質問は、候補者の基本情報を確認するために行い、候補者が自分をどのように表現するかを確認できます。回答時間は1〜2分程度になるでしょう。

自己紹介では、名前や経歴といった基本情報だけでなく、強みや関心を簡潔に伝えるスキルも評価します。話のテンポや声のトーン、使用する語彙などから、コミュニケーションスタイルを分析することも可能です。

自己紹介は面接の冒頭に来ることが多く、候補者がリラックスした状態で本題に入るための準備段階としての役割も担います。企業側は自己紹介の内容から、候補者の自己認識や優先順位を把握できるのがメリットです。

志望動機

AI面接で問う志望動機は、候補者の企業理解度や入社意欲を測る質問です。通常1〜3分程度の回答時間が設けられ、候補者はなぜその企業や職種を選んだのかを説明します。

志望動機を聞けば、候補者が企業の理念や事業内容をどれだけ理解しているか、自分のキャリアプランとどう結びつけているかが明らかになるでしょう。AIは回答内容から、企業研究の深さや入社後のビジョンの具体性を分析できます。

志望動機の質問は、候補者のミスマッチ防止にも役立ちます。表面的な回答や一般的な内容に終始する場合は、志望度が低い可能性があります。一方で、企業の課題や強みを踏まえた具体的な回答からは、高い意欲と企業理解が読み取れるでしょう。

自己PR

AI面接の自己PRの質問では、候補者の強みや特性を評価します。通常2〜3分程度の回答時間が設けられ、候補者は自分の強みとそれを裏付けるエピソードを説明します。

自己PRの質問を通じて、候補者が自分をどう評価しているか、また求める人物像と強みが合っているかを判断可能です。AIは回答内容から、論理的思考力や自己認識の正確さ、エピソードの一貫性などを分析します。

効果的な自己PR質問を設定するには、「あなたの強みは何ですか」という単純な問いかけではなく、「なぜその強みが当社で活かせると考えますか」のように職務関連性を持たせるのが大切です。候補者の強みと職務要件とのマッチ度がより正確に評価できるようになります。

ガクチカ

AI面接におけるガクチカ(学生時代に力を入れたこと)の質問は、候補者の過去の行動特性や成長プロセスを評価するために設定されます。通常2〜3分の回答時間が与えられ、候補者は学生時代の具体的な経験と得た学びを説明します。

ガクチカの質問を通じて、候補者の目標設定力や困難への対応力、リーダーシップなどを評価可能です。例えば、AIは回答内容から、STAR法(Situation・Task・Action,・Result)に沿った説明がされているか、経験から得た学びが論理的に説明されているかを分析します。

AIは客観的な視点で回答パターンを分析し、採用基準に合った候補者を抽出するのに役立つでしょう。

時事に関する意見

時事問題に関する質問は、候補者の社会への関心度や論理的思考力を評価するためにAI面接で設定されます。この質問では通常1〜3分程度の回答時間が与えられ、候補者は社会問題や業界トレンドについて見解を述べます。

AIは回答内容から、論点の整理力や多角的な視点の有無、意見を論理的に説明するスキルなどを分析します。時事問題への回答を通じて、候補者の情報収集力や批判的思考力、価値観などを確認することができるでしょう。

深掘り質問

AI面接での深掘り質問は、候補者の回答内容をさらに掘り下げ、本質的な思考や行動特性を評価するために設定されます。数回の会話のラリーを行って回答を深堀っていくため、各設問3〜5分程度の回答時間があり、候補者は前の質問への回答をより詳細に説明します。

深掘り質問のメリットは、予測しにくい質問に対する候補者の反応が見られることです。「課題に直面したとき、なぜその解決策を選んだのですか」「別のアプローチを考えましたか」といった質問を通じ、候補者の思考の柔軟性や意思決定プロセスが評価できます。

候補者の回答に応じて動的に問いを変えられるサービスなら、形式的な回答が排され、より本質的な評価が可能になります。AI分析では回答の一貫性や矛盾点、詳細さなどが評価され、候補者の資質をより正確に把握できるでしょう。

NALYSYS AI面接なら、AIが人間のように候補者と対話して面接を行い、候補者の回答に対して柔軟に深堀り質問を行います。採用のプロのノウハウが詰まったAIだからこそ、公平で客観的な面接を実施することが可能です。また、自社の質問カスタマイズ機能も搭載しており、自社が聞きたい質問もAI面接官が人間に代わって行います。

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AI面接の導入で削減できる採用工数

AI面接を導入すると、従来は採用担当者が行っていた日程調整や面接の工数が0になるほか、候補者の評価や合否判定の時間も削減できます。ここでは、各工程で想定される工数の目安を紹介します。

日程調整・面接実施の工数

AI面接導入により、日程調整と面接実施にかかる工数が削減できます。従来の方法では、候補者と面接官の予定を調整するだけで1名あたり平均15〜30分程度の時間がかかりますが、AI面接ではこの工程が不要になります。

候補者は24時間いつでも自分の都合の良い時間にAI面接を受けられるので、日程調整のためのメールのやり取りや電話連絡が不要になります。採用担当者も、100名の候補者に対して単純計算で25〜50時間もの工数が削減可能です。

また、面接そのものの工数も削減できます。人間による採用面接を1回あたり30分と仮定すると100名で50時間かかりますが、AI面接では採用担当者の立ち会いは不要です。移動や準備の時間も省けるため、実質的な削減工数はさらに大きくなります。

工程従来の方法AI面接導入後削減率
日程調整候補者1名あたり15〜30分0分(不要)100%
面接実施候補者1名あたり30〜60分0分(不要)100%
移動・準備時間面接1回あたり15〜30分0分(不要)100%

評価レポート作成にかかる工数

AI面接の自動作成機能を利用すれば、評価レポートを作る工数も0にできます

従来の面接では、面接官が候補者の回答内容や印象をメモし、後で評価レポートを作成する必要がありました。人間がこの業務を行うと、候補者1名あたり平均15〜30分程度かかると考えられます。

AI面接では、システムが自動的に書き起こしや評価レポートを生成します。評価項目ごとの点数化や他の候補者との比較も自動でできるため、採用担当者の意思決定をサポートする質の高い情報が提供されるでしょう。

候補者の評価・合否判定の工数

AI面接の導入により、候補者評価と合否判定にかかる工数を削減できます。

従来の採用プロセスでは、複数の面接官の意見をすり合わせ、候補者間の比較作業に多くの時間が費やされていました。AI面接システムでは、あらかじめ設定された評価基準に基づいて候補者をスコアリングし、順位付けやグループ分けを自動化します。

採用担当者はAIが提供する客観的なデータをもとに、より効率的に合否を判定できます。100名の候補者を評価する場合、従来は採用会議に数時間を要していたのが、AIのレポートをもとに短時間で判断できるようになるでしょう。

工程従来の方法AI面接導入後効果
候補者比較採用担当者による主観的な比較データに基づく客観的な比較判断の質とスピードの向上
合否判定会議数時間の議論が必要AIデータを参照した短時間の決定会議時間の短縮
フィードバック個別に作成が必要AIレポートを活用可作業の効率化

なお、工数を減らすことで、採用活動に従事する社員の人件費も削減できます。AI面接導入にかかる費用については、以下の記事を参考にしてください。

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候補者側がAI面接に抱える懸念点と解消法

AI面接の普及に伴い、時間や精度などに懸念を示す候補者もいるようです。こうした懸念は、適切な情報提供や仕組みづくりによって解消できます。以下で、懸念と解消法を見ていきましょう。

AI面接にかかる時間が分からない

候補者がAI面接に対して抱く懸念の一つに、所要時間が分かりにくいことがあります。面接にどれくらいかかるのか事前に分からないとスケジュール管理が難しく、不安を感じる候補者もいるでしょう。

懸念を解消するには、AI面接の案内時に具体的な所要時間を明記するのが効果的です。「約30分を予定しています」といった具体的な情報を提供すれば、候補者は安心して面接に臨めます。

AI面接の精度を信用できない

AI面接の精度や公平性に対する懸念は、多くの候補者に共通する不安要素だと考えられます。

「AIがどのように自分を評価するのか」「人間の面接官より正確に判断できるのか」といった疑問を持つ候補者は少なくありません。特にAIによる表情や声のトーン分析に対しては、文化的背景や個人の特性が考慮されるのかという懸念が持たれやすいでしょう。

懸念を解消するには、AI面接の目的と評価方法について透明性を確保するのが大切です。AIがどのような要素を評価し、どのように選考プロセスに組み込まれるのかを事前に説明すれば、不安を軽減できます。「AIは回答内容のみを分析し、最終判断は採用担当者が行います」といった説明を付記するのも良い方法です。

通信トラブルが不安

AI面接における通信トラブルへの不安は、多くの候補者が抱える現実的な懸念だといえます。インターネット接続が不安定だと、面接の途中で切断されたり、映像や音声が乱れたりし、評価に悪影響を及ぼすと考える候補者もいるでしょう。

懸念を解消するには、下記のような機能があるサービスの利用がおすすめです。

  • 回答が自動保存される
  • 中断時に同じ質問から再開する
  • 回答の修正や再提出ができる

事前にトラブルの対処法を候補者に伝えた上で上記のような機能があるサービスを使えば、候補者の安心感が高まります。通信トラブルが発生した場合の代替手段(後日の再実施など)も伝えておくとなお良いでしょう。

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まとめ

AI面接は一般的に15〜40分程度で実施されますが、選考段階に応じて時間設定や質問数を調整するのがおすすめです。AI面接での質問は自己紹介のほか、志望動機や自己PR、ガクチカなどが想定されます。

AI面接を導入すれば、日程調整・面接実施・評価レポート作成・合否判定といった各工程の工数を削減できます。候補者数が多いほど、導入の効果は大きいでしょう。

一方で候補者側は、面接時間やAI評価の信頼性、通信トラブルなどに不安を感じる場合があります。懸念点に対しては、所要時間の明示や適切な質問設定、評価プロセスの透明化、通信トラブル対策などを講じる必要があります。

AI面接の適切な設計と運用により、企業は採用効率の向上と候補者体験の改善を同時に実現できます。

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従来の採用業務では、膨大なエントリーシートの確認や面接日程の調整に追われ、「本当に自社に合う人材を見極める時間」が奪われてしまっています。また、面接官ごとの評価のバラつきは、採用ミスマッチを引き起こす大きなリスクとなります。

 

こうした採用課題を根本から解決するのが、AI面接の導入です。

 

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